悪いことがしたい、いい子でいたい

痩せたいけど、美味しいもの食べたい。貯金したいけど、観劇もコスメも我慢したくない。ゴロゴロしたいけどどこか遠くへいきたい。

自分のルーツ

お盆に久しぶりに関西に帰って自分のルーツ巡りをしてきました。

自分のルーツ

考えてみたら父母は1人ずつしかいないけど祖父母は2人ずついて、曾祖父母は4人ずついて、その上は8人ずついるんだよね。

私は祖父母は3人しか知らないけど、曾祖父母2人は知ってる。
父方の曾祖父104歳まで生きたひいじいちゃんと母方の曽祖母108歳まで生きたひいばあちゃん。
大きいじいちゃんと大きいばあちゃんと呼んでいた。

2人は私の物心ついた頃まで生きていたのでお年玉もらった記憶ある。
大きいばあちゃんはとても元気な人でテーマパーク好きの祖父に連れられてディズニーもユニバも一緒に行ったことある。
海外旅行だって私と90歳差だった割に元気に行っていた。


私の祖父母は兵庫県の但馬と言われる地域か京都府のど田舎の出身。
その辺はめちゃ近い。
山を越えるかどうかみたいな距離感。

今回城崎へ車で旅行するついでに、母方の祖母の郷へ。

子供の頃はお盆といえばここの墓参りというイメージのでかいお墓がある。
山の上にある墓、昔は庄屋さんだった?という祖母の実家。
もう祖母の兄弟たちも皆ここに眠る。

祖母の実家はリフォームでとても綺麗になっていて、今はもう私たちより下の世代も住んでいた。
東京の子やー!と言われてあんまり仲良くなれなかった再従姉妹の子供らしい。
祖母は7人兄弟の末っ子。

コウノトリの故郷でもあります。


ついでに、近くの父方の祖母の実家の墓へ
ここは世が世なら祖母はお嬢様だったんだなあという代々続く立派な墓。多分、曾祖父あたりでどこかで没落して私の祖父と結婚したという、まあ運命って面白い。

さて城崎。
今回は西村屋。

歴史とやっぱりここやね!という雰囲気。
海外からのお客様がめっちゃ多かった。

花火が少しだけやっていた。
その間にみんな外に出るから布団を引く作戦なのかなと思ったり、

蟹の時期にまたきます。

そして祖父の墓、ここには大きいばあちゃんとその旦那さん
戦争で亡くなっているので70年以上未亡人だったわけで。
母方の祖父母は末っ子コンビでお互いに小学生で父を亡くしてるんだと思ったり。

逆に父方の祖父母は2人とも長男長女。


東京の墓も参って曾祖父母8人と親戚と祖父母3人と母の墓参りが完了。


これ以上の祖先は難しいよねという話を父としたり。
父方の祖先の住んでいたところはもうダムの中…

みんな可愛い可愛い孫かひ孫か玄孫か結婚するから見守っていてくれよ!!という気持ちとその人たちがいたから私がいるんだなという不思議な気持ちと。

そして私は但馬牛並みに但馬の血が濃い純血但馬女だと実感させられたお盆でした。


そしてその田舎には、墓があるだけで私が行くべき田舎はない。
私の子供ができても田舎に遊びに行く場所はない。
女の子なんだから台所仕事手伝いなさいという呪いの場所もなければ、あの夏の暑い日に何もないところでぼーっとする田舎を味わうこともないのだ。
喜ばしくもあり寂しさもある。