このお正月休み実写版ムーランを見ました。
明日海りおさんの声が聞きたかったので珍しく日本語吹き替えで。
劇場公開予定だった映画だけど、新型コロナウィルスの影響と、ボイコット運動とかがあったし
お金払うのもったいないよなあと思いどうせ数ヶ月で無料で観れるならそうしよと置いてあった作品。
私は子供の時からムーランのアニメが大好き。
ビデオテープで何度も見たし、ムーランが歌うリフレクションで泣く。
私達90年代生まれのヒロイン達は自ら王子様がやってくるのを待ってるだけじゃないヒロインが増え始めた頃。
そしてアジア人なムーランは何かしら日本人の少女に突き刺さるものがあったのかもしれない。
子供の時からあの歌詞が好き。
『違う、ありのままの自分を誤魔化せないの。』
エルサより先にありのままの自分を見せたがっていたムーラン。
『本当の私いつの日にか』
親の望み通りにいきられない。
男尊女卑が当たり前の世界。
娘は仲人さんの紹介ででいい家に嫁ぐことが家の名誉だった時代。
11世紀の話だとかいうのを見た。もう21世紀だというのに日本はまだ外に出るのは男、家にいるのは女の風習がある。
兵士達のどんな娘がいいかっていう話も、賢い子というムーランの男装ピンにそんなのは求めてない、顔や料理の腕、おだやかな性格…
まあそんな細かいところは子供の時には考えてなかったので久しぶりに見返すとあら!という気持ちにはなる。
でも全体的にテンポも良くてキャラもいい。
おっちょこちょいな龍のムーシュー、おばあちゃんが連れてきちゃう幸運のコオロギクリッキー、賢い馬のカーン、
ずっこけ3人組みたいな仲間の兵士も私は好き。リンヤオチェンポー。
ムーラン2は私は見なきゃよかったと思ってしまう出来だった。
さて実写版に戻そう。
まず歌が一切ない。
リフレクションも兵士達の訓練の歌もない。
シャン隊長がいない。
そしてムーシューがいない。
クリッキーだけチェンポーみたいな子の名前になっていたけど。
みりおさんを起用したんだからガンガン歌うのかと思ってた…
リフレクション歌わないの?え…?ってなる。
リフレクション歌わないムーランなんて!最後のエンディング曲でしかながれないなんて!
音楽番組で歌っていたリフレクションは私が慣れ親しんだ歌詞と異なるのもちょっといや。
英語版は歌詞変えないのに日本語訳は著作権的なやつなのか、アニメ版と必ず変えてくるのはなんなんだろ。
美女と野獣やアラジンの後だったから安心してたのに、シンデレラ路線かー
私はミュージカルなディズニー映画が大好きなんだよなあと実感させられる。
そして新キャラ魔女ね。
うーん、何がいいたいんかな…
というかムーランはそんな特殊な力を操れる的な子じゃなくて、少し頭の回転が早い普通の女の子だと思ってたよ。
力が足りない分知恵で戦うんじゃないの?それをフォース的ななにかなのは私はうーんってなったよ
ムーランがダークサイドに落ちた姿の暗示なのか…
魔女の呆気なさにもびっくり。
妹は対比のために出してるんだろうけど、強い女はデカくて家庭に収まる女は小さく可愛くみたいなのは嫌だなあと思った。
まあムーランは男のふりをしなきゃだから背は大きめじゃないと成り立たないよね。
あとおばあちゃんもいないし、ムーシューもいないからコメディシーンが全くないのもなんだかくらーい印象になったのかもなあと思う。
ムーランのショー香港か上海でやらないかな…
Golden Mickeyでl'll make a man out of youのシーンあったのめちゃテンション上がったんだよなあ。
エプコットの中国館にいるムーランはおめかしムーランで可愛かったです。
このムーランとても小柄で私がかなりデカくみえて…顔もでかい…