悪いことがしたい、いい子でいたい

痩せたいけど、美味しいもの食べたい。貯金したいけど、観劇もコスメも我慢したくない。ゴロゴロしたいけどどこか遠くへいきたい。

ラーヤと龍の王国

ラーヤと龍の王国を見てきたよ!

 

アジア人系主人公のラーヤ

ご飯が美味しそうで多分タイあたりを元にしている作品なのかなと。

 

エビ食べたくなるね🦐

 

 

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※※※ネタバレ注意

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はるか昔、古代アジアのクマンドラと呼ばれる不思議な世界では、人間とドラゴンが調和を保って暮らしていた。しかし、ドルーンと呼ばれる不吉な煙の怪物が世界を脅かしたとき、ドラゴンは人々を救うために自らを犠牲にしたのだった。そして一つだった国は5つに分断されてしまう。それから500年が経ち、再びドルーンが戻ってくる。ドルーンの野望を阻止するため、ラーヤという名の孤独な戦士が世界で最後のドラゴンを探す。しかし旅の途中で、世界を救うにはドラゴンの魔法以上のものが必要であることを学ぶ

 

クマンドラという龍の王国の民たちは、龍と共に暮らしていた頃は信じていたのに

邪悪なドルーンはそもそも人々の邪悪な心から生まれたもの。

現代世界におけるコロナに近い何かはある気がする。

猜疑心とかの権化、石になるということは思考も行動も全て奪われるということ。

 

元々クマンドラはアジアはアジアでも多民族な国家なのが5つに分かれた国の様子から窺える。

他の人を締め出すのでなく尊重しなければ1つの国は成り立たない。

 

5人の仲間も全て違う国出身で、年齢も性別もバラバラで成り立つ。

5レンジャーみたいだけど、家族を無くした、蘇らせたいきもちは同じ。

 

 

私はナマーリという主人公のラーヤの敵役の女の子の存在や信じるという点ですごくナウシカだと思った。

ナマーリはクシャナ殿下

知れば知るほど、ナマーリはただの敵ではない。

母からの期待と国からの期待に悩む女の子。

 

ラーヤの一番の親友になれる存在。

龍が大好きな女の子。

龍の石を割ってしまうのはわざとではない、シスーを打ってしまうのもわざとではない、

生まれながら姫という立場から起こる悲劇なのだ。

 

家族信仰をやめろ!みたいなのをたまに見かけるけど、家族ぐらい信じられるといいなと私は考える。

特に子供の時は家族が絶対なんだから

 

ラーヤの父にとって娘は『私の雫』

ナマーリ母にとって娘は『私の朝霧』

 

水が龍によってもたらされるという世界で、生きる上で水が大切なもの、

娘達を大切に思う言葉

 

ナバールは水に近づけないのも、子供を守る意味でもそういう名前で呼ぶのかも。

石になるというのも水を全て失うということだから。

 

期待してなかった分号泣でした。

 

同時上映のあの頃をもう一度もすごくよかった。

人生の伴侶はこうでありたいと思った作品でした。

 

同じものを見つめて同じように楽しく動くそれが年をとってもお互いにできれば幸せなこと。

若い時とは同じようにいかなくても、2人で積み重ねた日々が幸せなこと。

 

互いが亡くなる時にそう思える相手でありたい。

そんな理想を感じる作品でした。

若い時も幸せだったけど、歳を取っても幸せだったよと。