悪いことがしたい、いい子でいたい

痩せたいけど、美味しいもの食べたい。貯金したいけど、観劇もコスメも我慢したくない。ゴロゴロしたいけどどこか遠くへいきたい。

それぞれの言葉、ファンであるということ

私はジャニヲタとヅカヲタと経験しているが同じものを表す言葉なのに違いがあるのは面白いなあと思う。

ジャニヲタのいう『担当』

ヅカヲタのいう『贔屓』

アニヲタや地下アイドル系、最近は全般的にこっちを使う気がする『推し』

【担当】
[名](スル)一定の事柄を受け持つこと。「営業部門を担当する」「担当者」

【贔屓】
[名](スル)《「ひき(贔屓)」の音変化》気に入った人を特に引き立てること。後援すること。また、引き立てる人。「同郷の力士を―にする」「弟のほうを―してかわいがる」「―の客」「―筋」

【推し】
他の人にすすめること。また俗に、人にすすめたいほど気に入っている人や物。「推しの主演ドラマ」
by goo辞書


それぞれ同じような言葉でありながらニュアンスが違う。

ジャニーズだと同担拒否というのをよく聞く。
これは同じ担当の人とは絡めないですというもので、ジャニーズはやはり心の恋人でいたいという乙女心がそうさせる単語なんだろうか。
担当というのは基本1グループ1人で、グループが異なれば担当を他にも持ってるイメージ。

昔の私だと、関ジャニ∞村上信五が担当。
他のグループ、田口淳之介加藤成亮が好きだった。
コンサートに行くならその人の団扇を持ったし、担当カラーを意識して服を着ることもあった。

私はあなたの担当です!という友達とは被らない人を選ぶような雰囲気すらあったかも。

次に宝塚だ。
このご贔屓という単語はご贔屓筋という相撲の単語と同じと聞いたことがある。
どうぞ、ご贔屓に!
というのはまたきてねという飲食店でも聞く単語だよね。
その人を贔屓にするというのはその人のためにお金を使う。後援するというイメージ。
この贔屓というのはあまりコロコロ変わるものでないという感覚が強い。

そして最後に推し。
これ他人に勧めるというのはぴったりだと思った。最近この子推してるんだよねというのは簡単というか、今の現代っぽさがある単語だと思うのだ。
「推し」は今のSNS時代に伴ってる言葉であると思う。それは1番この中では好きだという言葉として使いやすい単語だと思うからだ。

しかし私はずっと宝塚では贔屓を見つけていきたいし、誰かのご贔屓さんの主演やいい役がついたら一緒に喜んで、誰かのご贔屓さんが退団する時は真っ先にその人を思い浮かべる、そんな濃さも嫌いじゃない。

次のご贔屓さんを見つけてる方々はこっそり耳打ちしてください、私はまだ探してます。