悪いことがしたい、いい子でいたい

痩せたいけど、美味しいもの食べたい。貯金したいけど、観劇もコスメも我慢したくない。ゴロゴロしたいけどどこか遠くへいきたい。

『ANOTHER WORLD』『Killer Rouge(キラー ルージュ)』

星組さんを見てきました。

 

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RAKUGO MUSICAL『ANOTHER WORLD』

落語噺「地獄八景亡者戯(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)」「朝友(あさとも)」「死ぬなら今」など死後の世界を舞台とした作品をちりばめ、“この世”と“あの世”を行き来して繰り広げる純愛冒険物語。個性豊かな星組メンバーによる、抱腹絶倒の落語ミュージカルをお届け致します。
大坂の両替商「誉田(こんだ)屋」の若旦那・康次郎が目覚めると、そこは“あの世”……康次郎は高津神社の境内で大坂の菓子屋「松月堂」の嬢(いと)さん・お澄に一目惚れ、だが何処の嬢さんか判らぬままに恋患い、それはお澄も同様……恋患いで“あの世”へとやって来た二人。せめて“あの世”で結ばれようと、互いに愛しい人を探しての“あの世”旅が始まった。
艱難辛苦の末に巡り逢った二人。だがあろう事か、閻魔大王がお澄に横恋慕、康次郎ひとりに地獄行きの沙汰を下すのだった。果たして康次郎とお澄の恋の顛末は……。

 

私は好きな作品でした。皆殺しの谷先生が最初から皆殺しにしててさすが!ある意味途中から皆殺しの代わりにみなぶち生かす(笑)

 

恋煩いで死んだ主人公、同じく恋煩いで死んだヒロイン、腐った鯖食べて死んだアホな昔馴染み、天国物見遊山フグの肝食べて周りを連れてきちゃった米問屋のボンボン、福の神になりたい貧乏神、死んで借金踏み倒したつもりの船頭さん、お茶屋の看板娘、

 

あんまり、下級生までに役はないけど桃太郎の極美くんは目立ってた!弱っちい、桃太郎(笑)

 

はるこの虞美人も可愛かった…赤鬼青鬼の2人が項羽と劉邦の服着てるのもなんだか、あの世で虞が項羽と会えるようにって少し願う。はるこはいつでもかわいすぎて、若手の婆あがとても似合う(笑)

 

桃太郎はドンブラコ、虞は虞美人、鬼退治は大江山花伝、宝塚でやってきた名作を散りばめてあるのかな?原作はわからないけど谷先生の宝塚への愛を感じた。

 

ベルサイユのはすはそろそろ公開されるんじゃないかなって気はするけど、その場合にはもうベルばら風共は100周年前後でやりきったので追悼はお腹いっぱい。

でも演出家を変えて、舞台機構ガンガン使ってセリフとか変えてくれるなら…

 

亡者の皆さんは、明るくて、個性豊かで、地獄の沙汰も金次第、閻魔様より鬼婆の方が怖い、来年のことを言ったら鬼が笑うし、そんなあの世はこの世より地獄であり極楽、生きてるだけで丸儲け。

 

でもヅカヲタって、演目でたらすぐ考えなきゃなところ多いからいつでも鬼は大爆笑な会話してる気がする。

 

アナザーワールドは紅さんらしい、ずっとかっこいいスターじゃなく人情味あふれる何処か憎めない、ハッピー落語ミュージカルでした!楽しかった。

 

タカラヅカ・ワンダーステージ『Killer Rouge(キラー ルージュ)』

 

“Killer”とは、「素晴らしい」や「格好良い」、「魅了する人」等を意味する英語のスラング(俗語)。“Rouge(紅色)”をテーマカラーに、星組トップスター・紅ゆずるのエンターテイナーとしての多彩な魅力に迫ると共に、宝塚歌劇ならではの華やかでゴージャスな世界をお届け致します。なお、宝塚大劇場公演は第104期初舞台生のお披露目公演となります。

 

台湾を見据えてのショーはサイトーショーらしさも爆発してた。

日本の桜、そして紅さんからとった口紅、おとぎ話、赤ずきんちゃんと狼そしてマッチ売りの少女、

killer rougeの英語の文字盤少しピーターパンぽく見えたのはディズニー行ってすぐだったからか、紅さんのピーターパン好きを知ってるからなのか。

 

10列下手通路だったので、極美の慎様にハイタッチをしていただきました。めちゃくちゃ小顔、そして美しい。

ハイタッチの仕方はSuicaとかPASMO系じゃなくモグラ叩き系でした。初体験。

 

紅さんが何度か言う、お楽しみいただけましたでしょうか?みたいなセリフを台湾ではきっと中国語にして、客席降りもきっとあって、このショーが台湾の人にも受け入れてもらえて愛されたらいいなと思う。